2008年5月1日木曜日

Pepper II (1983) (Colecovision)



アーケードからColecovisionへの移植作
 
YouTube - Pepper II
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Exidy (1983)
評価 A-
 
Pepper IIは『パックマン』と『Qix』から多くのアイデアを借用しているけれど、ゲームを楽しむのに十分な独創性も備えている。
プレイヤーは天使を操作して迷路を周って行きながら、各エリアのジッパーを締めていく。
ジッパーを締めていき、陣取りをしていくその行為は、進路の有る『Qix』をプレイしている感覚に少し近い。
プレイヤーの操る主人公は“目玉”に追いかけられるが、面(エリア)の中に熊手がある箇所のジッパーを締めていくことで、ゲームを有利に進めることが出来る。
熊手の周辺のジッパーを締めることに成功すると、主人公は少しの間だけ無敵の“悪魔”に変身することが可能になる。
四つの異なった迷路の画面の間を往来できるという仕様はこのゲームのカッコイイ特色のひとつだ。
そしてプレイヤーはそれらの迷路を順番に仕上げていくことが出来る。
Pepper IIの操作性は良く、楽しい音楽には『ヒッチコック劇場』(原題:Alfred Hitchcock Presents)のオープニング・テーマからZip-A-Dee-Doo-Dahまでさまざまな曲が使用されている。
このゲームは『パックマン』や『Qix』などから派生して出来たゲームかもしれないけれど、Pepper IIは確実にプレイヤーに楽しい時間を提供してくれる。
覚え書き―ちなみにPepper Iというゲームは存在しない。