2008年5月3日土曜日

Ladybug (1982) (Colecovision)



アーケードからの移植作
 
YouTube - Lady Bug (ColecoVision)
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Universal (1982)
評価 B-
 
このゲームは単なる『パックマン』のクローンとして片付けられてしまうこともあるかもしれないけれど、Ladybugにはこのゲーム特有の魅力がある。
これは幾つかの面白い特色を持った、好ましい小さな迷路ゲームだ。
プレイヤーはLadybug(てんとう虫)を操作するのだが、迷路の中で意地の悪い、邪悪な虫に追いかけられてしまう。
迷路はとても標準的で一見何の変哲もないように見えるが、他の迷路ゲームにはない例外的な特徴がある。その特徴とは迷路のあらゆる場所に回転板があるという所にあり、その回転板を使ってプレイヤーは劇的に迷路のレイアウトを変えることが出来るのだ。
それらの回転板を巧みに回せばプレイヤーは敵の行く手を遮ったり、そして時には彼らを空間に閉じ込めて孤立させてしまうことさえ可能となる。
ほとんどの迷路ゲームとは違い、このゲームでは敵に対して(無敵状態などで)形勢を逆転させることは出来ない。――プレイヤーは常に逃げまわっている状態にある。
ゲームに色取りを加える幾つかの要素としては、迷路に撒き散らされたボーナスアイテム(文字かマークが刻まれたもの)があり、それらを集めることでライフをひとつ増やすことが出来る。
グラフィックは派手ではないけれど、BGMは十分に感じの良い曲だ。
操作性には少し癖があって、私は何度か壁に引っ掛ったことがあり、そしてしばらくしてから、私の手がずきずきと痛みはじめてしまった。
しかし、その欠点を別にすれば、Ladybugは実に良質でさわやかな面白さを与えてくれる。