2010年11月29日月曜日

更新情報

10月27日に『Frankenstein's Monster』の原文のレビューが大幅に書き換えられたので、和訳も新しく書き換えました。


2010年10月7日木曜日

Solar Storm (1983) (Atari 2600)



動画 ― Solar Storm sur Atari 2600
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 imagic (1983)
評価 B+
 
どうして私は長い年月の間、この宇宙を舞台にしたシューティングゲームについて書いていなかったんだろうか。それにしても、このゲームはとても素晴らしい!
『ソーラー・ストーム』はパドル・コントローラーを用いて敵を攻撃し続けるといったシンプルなコンセプトのゲームだが、このゲームを極めるのは難しい。
プレイヤーの操作する大砲は画面の底に位置し、炎に包まれた流れ星とエイリアンが乗っている虹色の宇宙船が下降してくる。
ファイアーボタンを押すと破壊力のあるレーザービームが発射され、そのレーザービームに当たると標的は瞬時にして崩れる。
はじめの方のステージでは、プレイヤーは正確にエイリアンに狙いを定めることができ、それらの敵の多くを簡単に破壊することが可能なので、パドルコントローラーのおかげでとても精度の高い操作性を与えられたと感じるかもしれない。
反対に、それらのエイリアンはプレイヤーと同じタイプの威力のあるレーザーを放ってくる――そしてそのビームは(とてもスピードが速いので)避けることは不可能なのだ。
この仕様のためにゲームはいささか公平さを欠いたものになってしまっているが、エイリアンは一回しかビームを発射することができないという事を知っておくと便利だ。
その一方で、プレイヤーは狂ったように何度もレーザーを発射できる。これは実にいいアイデアだ!
唯一プレイヤーがビームを発射するのを止めたくなるのは、ファンキーな“sizzloid”が現れた時だろう。
甲高い音を鳴らしながらこちらに向かってくる“sizzloid”を仕留めると、画面上により多くのエイリアンを登場させる原因となってしまう。
ゲーム開始当初は『ソーラー・ストーム』はたいした難易度ではないように思えるかもしれない。しかし難易度はたちどころに高くなっていく。1500点まで獲得するのは至難の業だ。
ボーナス・ステージでは、プレイヤーは画面の中心にある惑星の周りにカーソルを動かし、画面の上下に現れる宇宙船を撃っていく。タイムオーバーになる前に五つの宇宙船を破壊すると一つ自機を獲得できる。
『ソーラー・ストーム』のグラフィックはとてもくっきりしていて、不吉なサウンドエフェクトが緊張感を高める。
二人プレイモードでは、二人のプレイヤーが途切れなく交互に自機を操作するようになっている。
そんなわけで、『ソーラー・ストーム』をプレイしてみよう。そしてエイリアンどもを叩きのめそう。

2010年8月21日土曜日

Super Breakout (1981) (Atari 2600)



アーケードからの移植作。
Atari 2600版の他に、Atari 7800版、Atari 8-bit版、Atari ST版が存在する(機種別のスクリーンショット)。
 
動画1 ― Super Breakout (Atari 2600) (How To Beat Home Video Games 2)
動画2 ― Classic Game Room HD - SUPER BREAKOUT for Atari 2600
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Atari(1981)
評価 C+
 
おそらく大抵のひとが知っているように、アタリは自社のゲームのパッケージやカートリッジのラベルに入念に描きこまれたイラストを使用することで有名だ(あるいは悪名が高いというべきか)。それらのイラストは実際のゲームの内容を過激なほどまでに誇張している。
『スーパーブレイクアウト』はその好例だ。宇宙に浮かんでいる宇宙飛行士がスティックで虹色の壁を打ち砕いている様子が描かれている(きっと、後方の“どこか”にスペースシャトルがあるに違いない)。
残念ながら、どれだけ想像力をたくましくしても『スーパーブレイクアウト』は危険に満ちたスペース・アドベンチャーには見えない。
ゲーム内容に関していえば、『スーパーブレイクアウト』は一作目の『ブレイクアウト』よりも出来がいいといえる。でもそんなことは当然のことだろう。
ゲームのバリエーションにはパドルが二つになるモードやボールが複数になるモード、そして壁が少しずつ画面の下のほうに落ちてくる“プログレッシヴ・ウォール”が用意されている。
また、いくつかの“メタリック”なサウンド・エフェクトが用意されている。このサウンド・エフェクトはとても未来的なため、プレイヤーは“80年代半ば”にタイムスリップしたような感覚に襲われるかもしれない!
『スーパーブレイクアウト』はちょっと面白いけれど、アタリはこのゲームをもっと良いものにする機会を逃してしまったと言わざるをえない。
まずはじめに、操作性を改良する事は出来なかったのか? 
そして二人同時プレイモードがあってもよかったはずだ。
結論としては、『スーパーブレイクアウト』はまずまずの出来だけれど、改良する余地はあったはずだ。

2010年7月29日木曜日

Warlords (1981) (Atari 2600)



アーケードからの移植作。
 
動画 ― Classic Game Room HD - WARLORDS for Atari 2600 review
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Atari (1981)
評価 A
 
ひとつ言わせてもらおう:『Warlords』はこれまで開発されてきたゲームの中で最もよく出来た四人同時対戦ゲームであると。ピリオド。
見た感じではちょっとクソゲーのように見えるだって? オーケイ。その点は認めよう。1981年当時でさえ、このゲームのグラフィックに少しも魅力を感じなかった。
でもこのゲームはその欠点を補って余りある長所がたくさんある。
画面の四隅にはデコボコした壁があり、その中に奇妙な形をした“騎士”(想像力をたくましくするべし)がいる。
パドルコンローラーを使ってプレイヤーはシールドを要塞の周囲に動かし、飛んで来る火の玉から要塞を守る(シールドで火の玉をキャッチしたり、そらしたりすることが可能だ)。
火の玉がレンガの壁を破壊していき、穴が増えるにしたがってアクションはよりはりつめたものになっていく。
最後まで騎士を守りきったプレイヤーがそのラウンドで勝利を収め、そして最初に5ラウンド勝ちを得た者が勝者となる。
このゲームのダイナミクスは素晴らしい。新たな同盟が定期的に結ばれたり決裂したりする。
必然的に、プレイヤーたちは勝利を得そうな者に集団で攻撃するようになる。
ラウンドを通して、あなたの隣にいる将軍(warlord)は助けになる協力者(「一緒に戦おうぜ、ブルー!」)にもなれば、手ごわいライバル(「あの青い野郎をぶっ殺しちまえ!」)にもなり得る。罵詈雑言がいやがおうにも飛び交うことになる。
(守るべき騎士がやられて)プレイヤーがそのラウンドから除外された時でさえも、そのプレイヤーはまだゲームの結果に影響を及ぼすことが出来る。
“ゴースト”と化した(見えなくなった)プレイヤーのシールドを注意深く適切な位置に置くことで、まだ居残っているプレイヤーの要塞の方に火の玉をそらすことが可能なのだ。
たぶんこれはこのゲームのバグかもしれないけれど、これによってゲームに新たな楽しみ方を加えている。
実際、このバグ(もしこれがバグであるならば)は、ゲームに不確定要素と刺激を加味している。『Warlords』には23のゲーム・バリエーションが用意されている。だが、対戦相手のCPUがかなりバカなので相手にしてもつまらない。このゲームにはバリエーション1(四人対戦モード)さえあれば本当に十分だ。
このゲームは何度も真似されたけれど、このゲームの面白さを再現したものは現れなかった。この広く愛されてきたゲームはマルチプレイヤーゲームの王様だ。

2010年6月27日日曜日

Realsports Boxing (1988) (Atari 2600)



動画 ― Atari 2600 - RealSports Boxing - gameplay
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Atari (1988)
評価 B-
 
この『リアルスポーツ・ボクシング』はActivisionの『ボクシング』と比較して、グラフィックの面ではすぐれているものの、面白味に欠けている。
横からの視点で描かれたリングは、細部に至るまでよく描かれている。
四人のボクサー(彼らは複数の色で描かれている)から一人を選ぶことが出来るという仕様はとても素晴らしい。
プレイヤーは高いパンチ、低いパンチ、ジャブを打つことができ、敵のパンチをブロックすることも可能だ。
ボクサーの動きが少し速すぎるけれど、難易度スイッチを"A"にすれば最適なペースにスローダウンさせることが出来る。
このゲームには「威力メーター」という奇妙なものがあり、プレイヤーがうまくプレイしていくとメーターが上がっていく。
そのメーターが満タンになると、相手をノックアウトすることが出来るようになる。
で、このゲームの出来はどうなのかって? 
悪くはない。でも、ボクサーが相手に接近しすぎると、どっちのパンチが当たっているのか分からなくなってしまう。なぜなら、たびたび二人のボクサーが重なり合ってしまうからだ。
それに較べて、Activisionの『ボクシング』の方は状況をかなり把握しやすくなっている。
それでも、この野心的なタイトルは称賛を受けるに値する。

2010年6月18日金曜日

更新情報

5月14日に『Flash Gordon』『Pete Rose Baseball』の原文のレビューが大幅に書き換えられたので、和訳も新しく書き換えました。
 
Flash Gordon

 
Pete Rose Baseball

2010年5月3日月曜日

更新情報

Atari 2600のゲームソフトのレビューを「ジャンル別」と「評価別」に分類、整理しました。
こういうことはもっと前からやっておくべきだったのですが、なにせ面倒くさがりやなもんで……。

2010年4月11日日曜日

更新情報

4月7日に『Centipede』『King Kong』の原文のレビューが大幅に書き換えられたので、和訳も新しく書き換えました。

2010年3月22日月曜日

Mouse Trap (1982) (Atari 2600)



アーケードゲームからの移植作。
Atari 2600版の他に、 ColecoVision版とIntellivision版が存在する(機種別のスクリーンショット)。
 
動画 ― Mouse Trap (Atari 2600) (How To Beat Home Video Games 2)
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Coleco (1982)
評価 B+
 
“知性派向きの『パックマン』”であるこの『マウス・トラップ』は、ありきたりな迷路ゲームと違い、プレイヤーにはより高い技術と戦略が必要とされる。
プレイヤーはネズミ(正確にいえばネズミの“頭”だが)を操作して、攻撃的な三匹のネコを避けつつチーズでできたブロックをむさぼり喰いながら迷路をめぐって行く。
骨は無敵状態になるアイテムで、これを取るとネズミが“ネコを食べる”ブルドッグに変身する。
プレイヤーはこのアイテムを備蓄することが可能となっている。
『マウス・トラップ』のグラフィックはシンプルだけど、並外れてクリーンで洗練されている。
ちらつくことのない動物たちの動きはスムーズで、迷路は太い緑の線で描かれている。唯一不恰好なのは骨のグラフィックだ。骨はデコボコしたXの形で表現されている。
迷路のなかのいくつかの壁はちらついていて、それらの壁はファイアーボタンを押しっぱなしにすることによって動かすことが出来る。
これによってプレイヤーはすぐさま迷路の形を変えることができ、時には追いかけてくるネコを罠に陥れることも可能なのだ!
『マウス・トラップ』の操作には慣れが必要ではあるが、一度コツをつかんでしまえばかなりいい操作感になる。
ただ一つ、ネズミの頭が定期的に口を動かす事が私を怒り狂わせた。
はじめは単にネズミがチーズを咀嚼しているだけだと思っていたのだが、今では彼が“私に何かを告げている”のだと固く信じているのである!
このゲームにはただひとつ際立ったサウンド・エフェクトがある。それはプレイヤーの操作する犬がネコを捕えた際に聴こえてくる金切り声だ。おいおい、マジで本物のネコの鳴き声に聴こえるじゃねーか! ネコがプレイヤーを捕らえたときに同じサウンドが再利用されないよう、私はただ祈るのみだ。
犬がネズミに戻る最中にネコに触れると、犬がネコを捕えたのか、それともネコがネズミを捕えたのか、どっちだが判らなくなるのだ!
『マウス・トラップ』は難しいゲームなので、最後のライフの時には骨を使い切ってしまうようにしよう。
難易度選択スイッチの組み合わせによって、四つの難易度を利用できる。
巧みにプログラムされていて、遊んでいて楽しいこの『マウス・トラップ』は、コレクションに加えるのに最適だ。

2010年3月2日火曜日

更新情報

1月31日に『Freeway』『Frostbite』『G.I. Joe Cobra Strike』の原文のレビューが大幅に書き換えられたので、和訳も新しく書き換えました。

2010年2月4日木曜日

Mario Bros. (1983) (Atari 2600)



動画 ― MARIO BROTHERS for Atari 2600 review
 
おまけ ― Super Mario Bros - Atari 2600 Style
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Atari (1983)
評価 C+
 
この好ましいプラットフォーム・ゲームは、初めて「マリオ」という名前をタイトルにいれたゲームだ。
そして、このゲームにはマリオの弟であるルイージも登場するのだ!
プレイヤーはひとつの固定画面でプレイすることになるけれど、それでも『マリオブラザーズ』には任天堂の『スーパーマリオ』シリーズを連想させる多くの要素が含まれている。
カメやカニ、その他のクリーチャーたちは画面の上方にあるパイプから出現する。
彼らはゆっくりと下に降りてくるが、プレイヤーが彼らを下から突き上げると、彼らをひっくり返すことが出来る。
彼らが仰向けになってしまえば、プレイヤーは彼らを画面の外にキックすることが可能になり、そうすると得点が加算される。
ルイージを操作することになる第二プレイヤーと一緒にプレイすると、お互いの得点を競い合う熱い戦いが繰り広げられる。
(アーケード版で出来たように)相手プレイヤーを下から突き上げることが出来ないのが残念だ。なぜなら、そのために戦略的な要素が減ってしまったからだ。
Atari 2600版の『マリオブラザーズ』は、このソフトがちゃんと『マリオブラザーズ』に見えるようにするために、Atari 2600の性能をうまく引き出している。
我らのヒーローは複数の色で描かれていて、クリーチャーはわずかにちらつくだけだ。
画面上に同時に表示されるオブジェクトの数には限りがあり、そのために難易度がかなり下がってしまっている。
また、私はカメが自力で直立しようとするアニメーションが嫌いだ――やつらはいったい何をしようとしているのだろうか?
『マリオブラザーズ』はそこそこ楽しめる協力・対戦アクションをプレイヤーに提供しているけれど、しかし移植の過程で、このスケールダウンしたバージョンは面白さを少し失ってしまった。

2010年2月3日水曜日

King Kong (1982) (Atari 2600)




動画 ― King Kong for the Atari 2600
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Tigervision (1982)
評価 C+
 
Atari 2600用に作られたこの『キングコング』には目を見張るものはなにもないけれど、以前に私が貶したほど悪くはない。
カートリッジはブルーのプラスチックで出来ており、見た目はすごく素晴らしい。
カートリッジの前面のアートワークもまた印象的だ。
もしこれを読んでいるあなたが既にこの『キングコング』が露骨に『ドンキーコング』をパクッたゲームだと見なしたならば、あなたの判断は正しい。
聴きなれたBGMとコングが左右に跳びながらステージの建造物をのぼっていくのを見れば、それは明白な事実だとわかる。
人間のキャラクターは小さいけれど、生き生きと描かれている。
プレイヤーの操作するちっちゃな主人公はクールな金髪で、ジーンズとグリーンのジャケットで着飾っている。
同様に、窮地に追い込まれた乙女は複数の色で描かれており、画面の上段ではげしく手を振る。
残念なことに、メインキャラクターのコングは物凄く哀れな姿に描かれている。
プラグラマーがこの変な類人猿を描くのにあともう2分費やしてくれていたならばなあ、と本当に思う。
あきれたことに、彼はひどくジンジャーブレッド・マンに似ているではないか!!
言うまでもなく、このゲームの目的は画面上に表示されている建造物を登っていって、女性を救い出し、得点を稼ぐ事だ。
主人公の動作は遅いけれど、走っている時のモーションはうまく描かれている。
プレイヤーはプラットフォームを登っていきながら、建造物の中を上がったり下がったりしてくる爆弾の数々をジャンプして跳び越えなければならない。
それらの爆弾は床のすき間から落ちてくることもあれば、すき間の上をまっすぐ通り越していくこともある。
物理法則をあからさまに無視したこの動きに、友人のスコットは終始イライラしていた。
“魔法の”爆弾を跳び越えると、主人公は次のフロアに持ち上げられる。そのため、この魔法の爆弾を捜し出す価値はある。
『キングコング』の当たり判定はすごく寛大だ。でも、プラットフォームの最上段までたどり着いた際に、主人公がジャンプ出来なくなってしまう仕様にはイライラさせられる。
それにもかかわらず、どうしようもないパクリゲームとして、この『キングコング』はちょっとした気晴らしの時間を楽しませてくれる。

2010年2月2日火曜日

Donkey Kong (1981) (Atari 2600)



動画 ― DONKEY KONG for Atari 2600 review
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Coleco(1981)
評価 B
 
このAtari 2600版の『ドンキーコング』は当時、多くの嘲笑の的になっていた。私が思うに、そのような扱いを受けても仕方がない側面がこのゲームにはあった。
素晴らしい出来のColecovision版の『ドンキーコング』と比べると、このAtari 2600版はかなりみすぼらしく見える。
Atari 2600版では(アーケードでは4面あったうちの)たったの2面しか再現されていなくて、ステージのデザインは簡略化されている。
最初の赤色を基調としたステージの目的は、ドンキーコングにさらわれた恋人のレディを助けるために、ハシゴを登って最上段までいくことだ。
青色を基調とした第二ステージでは、プレイヤーはさまようジーニーのランプ(これは本来ならば火の玉であるはずだ)を避けて行きながら、8つの鉄骨のボルトの上を歩いてボルトを抜いていく。
ドンキーコングはひどくデコボコしているけれど、でも私はマリオが歩いていく方向を変えた時に、彼が胸をぽんぽんと叩くその様が好きだ。
このゲーム全体の中で最も良く見えるのは、青いドレスを身にまとったブロンドヘアのレディだ。
貧相なグラフィックにもかかわらず、それでもこのゲームは反応の良い操作性と、クリーンでちらつくことのないグラフィックのおかげで楽しめるものになっている。
サウンド・エフェクトは貧弱で、無敵のハンマーを握っても音楽が流れないために、無敵状態でなくなる頃合いを計るのが困難になっている。
第二ステージで、無敵のハンマーを取ってもプレイヤーはたった一つの火の玉しか打ち砕く事ができないので、無敵のハンマーを取るための努力をする意味はほとんどない。
このゲームにはただ一つの難易度しか用意されていない。これはまったく気が利いていないとしか言いようがない。
Atari 2600版の『ドンキーコング』はプレイする分には十分にプログラムされていて楽しめるけれど、私はプログラマーがもう少しやる気を出してくれていたらなぁ、と思う。

2010年1月23日土曜日

更新情報

1月3日に『Fantastic Voyage』の原文のレビューが大幅に書き換えられたので、和訳も新しく書き換えました。

2010年1月16日土曜日

Star Strike (1982) (Atari 2600)



動画 ― Star Strike for the Atari 2600
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Mattel (1982)
評価 C
 
この『スターストライク』でプレイヤーは、『スターウォーズ』の一作目のクライマックスと同じ様に、エイリアンの宇宙ステーションの溝の中を飛行していく。このゲームの目的は迫り来る破滅の危機から地球を救うことだ。
画面の上段に大きく浮かんでいる地球は、少しずつエイリアンの攻撃の標的範囲の方へと移動していく。
プレイヤーは地球を守るために、周期的にあらわれる八つある穴(その穴は地下ミサイル格納庫に通じている)に爆弾を落とさなければならない。
敵の宇宙ステーションの溝に沿って前進しているように錯覚を起こさせるグラフィックは、これが1982年に作られた3Dエフェクトであるという事を考慮に入れれば、かなり良くできているといえる。
プレイヤーは自機の動きを後方から見るようになっている。前方からは複数の隕石が迫ってきて、後ろからは空飛ぶ円盤が忍び寄ってくる。
地表に映る自機や敵の影は、それらの危機に対処するために必要な位置関係の確認をするのに役立つ。
空飛ぶ円盤が発射する弾や隕石に当たると、プレイヤーは一時的に自機を操作することができなくなり、その結果として溝の底に墜落してしまうようなことが起こってしまう。そうなったらゲームオーバーだ。
弾を前方に発射することができるけれど、多くの弾を発射できるようにはなっていなくて、迫ってくる隕石などに狙いを定めるのが困難になっている。
溝の中を低空飛行すれば、ファイアーボタンを押すだけで自動的に爆弾を落とせるようになる。
ゲーム内容の大部分は、ときどき穴が近づいて来た時に(穴が近づいてくると、ビープ音がそれを知らせてくれる)溝に向かって下降しながら、飛来してくる隕石や円盤の攻撃を避けていく事だ。
ゲーム内容はシンプルだし、点数も表示されないとはいえ、この『スターストライク』はほんの少しの間、何とか私の気を引き続けた。
私は少なくとも一度はこのゲームをクリアしようと試みたが、それにはいくぶん忍耐力が必要であった。
ゲームをクリアしても、あるいはゲームオーバーになったとしても、プレイヤーは短いエンディングを見ることができる。
本体の難易度選択スイッチで、四つの難易度を選ぶことが可能だ。
『スターストライク』の完成度は高いとはいえないけれど、難易度の高さがプレイヤーのやる気を起こさせてくれるかもしれない。