ドリームキャスト用に新たに販売されている海外の同人ゲーム『DUX』が『R-Type』に酷似していることで、こちらのニュースサイトで記事になったりして一部で話題を呼んでいる。
AmigaとCommodore64には、かつて『R-Type』に酷似したゲームが商用ゲームとして発売され、法的に揉めた『Katakis』というソフトがあった。
Amiga版は確かに『R-Type』の真似だといわれても仕方がない程似ている。
Amiga版『Katakis』
http://www.youtube.com/watch?v=FQXkjwOaFjM
Commodore64版『Katakis』
https://www.youtube.com/watch?v=zAtW-3sx_1s
1988年当時、海外で『R-Type』の移植作を発売する権利はActivison(その時の社名はMediagenic)が所有していた。
Factor5(代表作はTurricanシリーズ)が製作し、Rainbow Artsが発売した『Katakis』は『R-type』に著しく似ていたため、ヨーロッパでリリースされた直後に販売店からの回収を余儀なくされた。ゲーム雑誌『ZZAP64』の付録のデモバージョンも他のゲームに差し替えられた。
皮肉なことに、この『Katakis』の製作に携わったチームが『R-Type』のAmiga版とCommodore64版の移植を手掛けることになる。
1989年、『Katakis』はマイナーチェンジが施され、タイトルを『Denaris』という名前に変えて再リリースされる運びとなった。
この話題は下のページ(ファクター5の歴史)に詳しく書いてあります。
http://www.ne.jp/asahi/hzk/kommander/factor5.html