2008年5月18日日曜日

Karate (1983) (Atari 2600)



YouTube - OGT - Karate - Atari 2600
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Ultravision(1983)
評価 F-
 
私の友人達が初めてこの『Karate』をプレイする時に、彼らはみな同じ様な反応を見せる。
はじめ彼らは信じられないといった様子で少しの間画面を凝視し、最後には“糞! 俺を馬鹿にしてんのか!?”と口走るのだ。
この面白みに欠けているだけでなく、嫌悪感さえ起こさせるゲームの存在は、娯楽としてのビデオゲームにお金を払った人に対する個人的な侮辱である。
この一対一の空手大会では、格闘家は実際には決して互いに触れ合うことがないのだ!(※訳者注 「寸止め」ルールということか?)
緑と紫のキャラクターがいくらデカイからといって、こんなにキャラクターがデコボコしていたり、動きが遅かったりしていいわけがない。
定期的に彼らが揺れ動くその姿は、あきれたことにまるで互いにダンスをしているみたいだ!
実際、このゲームをしながらBee Geeの"Staying Alive"をかけて音量を上げると、このゲームがなんとなく理にかなったものに見えてくる。
格闘“アクション”としては完全なるジョークであり、パンチとキックの動作は単に悪質なものに見える(あの付属物は何だ?)。
当たり判定は無いに等しく、相手は直立してはいるが、決してパンチやキックがとどく事は無い。
もし画面の上方にスコアが表示されなかったとしたら、プレイヤーは接触があったと知るすべはなかっただろう!
もし貴方がこのゲームを人間の理解を超越した操作法によるダンスゲームであると自分自身に納得させることができるのならば、その時この『Karate』は世界中に存在するもっとも素敵なゲームとなる。
そうでなければ、このゴミをあらゆるAtari 2600のゲームの中でも最悪のものとして私は一票を投じる。