2008年5月27日火曜日
River Raid (1982) (Atari 2600)
このゲームは最初にAtari 2600版が発売され、のちに多機種に移植された(機種別のスクリーンショット)。
RIVER RAID for Atari 2600 review
http://www.youtube.com/watch?v=qfWeKTlUw9I
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
http://www.videogamecritic.net/2600rr.htm#River_Raid
発売元 Activision (1982)
評価 A+
『リバーレイド』はあらゆるAtari 2600のゲームの中でトップ5の内のひとつとして位置づけられている。 そしてこのゲームは驚くべきことにCarol Shawという若い女性によってデザインされたゲームなのだ!
この縦にスクロールしていく中毒的なシューティング・ゲームでは、プレイヤーは川の流域でジェット機を操縦しながら敵の船、ヘリコプター、飛行機、そして橋を撃ち落していく。それには狂いのない的確な飛行技術と正確なタイミングがプレイヤーに要求される。
上空にある補給アイテムで、プレイヤーは次第に減っていく自機の燃料を補給することが出来る。そして巧いプレイヤーなら追加得点を稼ぐために、燃料を補給したすぐ後に補給アイテムを破壊することも可能だ。
自機の燃料がわずかしか残っていない時は、こちらに近づいて来る補給アイテムを誤って撃ってしまわないために、射撃を一時中断するという良い方法もある。
自機をサイドにぶつけずに狭く、分岐していく進路を進んでいくことが『リバーレイド』の難関の一つだ。
敵はしばしば断崖の後ろでプレイヤーを待ち受けている。敵がいつ動き出すかをプレイヤーが予見するのは不可能だ。
最良の結果を得るために、TAC-2のような性能の良いジョイスティックを使うことをおすすめする。
心地良い操作性、スムーズなアニメーション、そしてしっかりとした当たり判定などといった事から判る通り、このゲームは巧みにプログラムされている。
複数の色が配されたオブジェクト、申し分の無い爆発シーン、そして川岸の幾つかの景観などを特色としている画面がちらつくことはない。
ジョイスティックを上や下に傾けることによって、プレイヤーは自機のスピードを調整することが可能であり、そしてミサイルをまっすぐ飛ばすようにするか、それとも誘導ミサイルにするか、どちらかを選択する事が出来る。
難易度は少しずつ上がっていくので、難易度のレベルがたったひとつしか用意されていないにもかかわらず、初心者も上級者も等しくこのゲームを楽しむことが出来る。
見かけはシンプルだが、『リバーレイド』はつねにプレイヤーを手こずらせる。
満を持して続編が(1988年に――訳者注)発売されたけれど、完璧な出来のこのゲームをさらに改良するなんて事を、どのように期待できるだろうか?
もしあなたがAtari 2600を所有しているのであれば、ぜひこのゲームを購入すべきだ。