1991年にサンソフトからファミコン用に発売された『バトルフォーミュラ』(海外での題名は『Super Spy Hunter』)は『Spy Hunter』の続編のような位置づけにある。
SPY HUNTER for Atari 2600 review
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
発売元 Sega (1983)
評価 A
このアーケードゲームの古典的名作はあらゆる機種に移植されており、私はそれらの多くのバージョンをプレイしたことがある。多数の移植作の中には良く出来ているものもあれば、質の悪いものもあったけれど、このAtari 2600の移植バージョンはとても見事に良く出来ている。
プレイヤーはジェームズ・ボンドがよく乗っているような武器を装備した車に乗ってハイウェイを走行し、プレイヤーの操作する車を横道にそらそうと挑んでくる敵の車を破壊したり、避けて通ったりしていく。
俯瞰視点の画面は、近づいて来る敵の車や道路の分岐点をプレイヤーが把握することを可能にしている。しばらく道路を走行した後は、次にプレイヤーはボートに乗り換えて水の上で幾つかのアクションを行うことになる――とてもクールじゃないか。
特筆すべき点はSpy Hunterの操作法だ。当初このゲームは二つのボタンが付いたジョイスティクと一緒に売られていた(※訳者注 通常のAtari 2600のジョイスティックにはボタンが一つしかない)。
一つのボタンは前方に攻撃するために使い(マシンガンとミサイル)、そしてもう一つのボタンは後ろに攻撃するために使う(油膜と煙)という仕組みだ。
私はこの特殊なジョイスティックを持っていなかったけれど、#2のポートのジョイスティックのファイアーボタンを使用することによって、通常の操作と同じ操作が出来るようになった。
Spy Hunterのグラフィックは地味ではあるがクリーンだ。ヘリコプターはまるで大きな木が浮かんでいる様に見えるけれども。
バックグラウンドで演奏されるのは『ピーター・ガン』のテーマだ。
このゲームには二つの難易度が用意されている。
私はこのゲームを強くお薦めする。
・アーケード版が収録されているPS2ソフト