動画 - Classic Game Room HD - BOXING for Atari 2600 review
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
発売元 Activision(1980)
評価 A-
このゲーム(『Boxing』)を愛する人もいれば嫌う人もいるけれど、このゲームはボクシングというスポーツの特徴をよくとらえていると私は思う。
非情なるノンストップ・アクションとボタン連打の操作によって貴方は確実に汗を掻くことになるだろう!
『Boxing』の最小限に抑えられた単純なグラフィックは、2人のマヌケに見えるボクサー(ひとりが黒(黒人?)で、もうひとりが白(白人?))がリングに立っている所を俯瞰視点で捉えたものになっている。
一試合はそれぞれ二分の長さで、プレイヤーは友人と拳を交えることも出来れば、CPUと対戦することも出来る。
ハードパンチが相手の顔に当たった後に、相手の頭が後ろに反り返るのを目の当たりにすることによって、ボクシングをしているという手応えを確かに感じさせてくれる。
操作はシンプルであるにも関わらず、このゲームでは繊細な戦略が必要になってくる。
ジャブを打つ為には相手との距離を一定に保つことが重要になってくるし、残忍なコンビネーションで相手をリングに沈めることも可能だ。
接近戦は特に熱く、最後の秒読みによって緊迫感は否応なく高まってくる。
ボクサーの攻撃的な姿勢を保つか、それとも時間稼ぎのために消極的にいくか? それはプレイヤー次第だ。
ひとつだけ確かなことがある――それはこのゲームで遊ぶことによって貴方の親指は大変痛むことになる、ということだ。
80年代初期の頃、試合の不確実性の感覚を得るために、私はよく色画用紙でスコアの部分を隠したものだった。
私の友人の一人はこの小賢しい発明を“ザ・ボクシング野郎”と名づけ、そして私は機会がある度に、まだそれを使っている。