2009年5月19日火曜日

Freeway (1981) (Atari 2600)


動画 ― Freeway for the Atari 2600
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Activision (1981)
評価 C+
 
80年代前半に、私が『フロッガー』を話題にしている会話に加わると、いつも誰かが横から口をはさんできて、いかにActivisionの『フリーウェイ』の方が『フロッガー』より好きかという事を言い出す奴がいたように記憶している。
『フロッガー』も『フリーウェイ』も、ゲーム内容は道を横切るというものだが、『フリーウェイ』の主人公は高さがおおよそ6フィートあって、長さは10フィートある(これは画面上の車と比較して測ったものだ)。
野郎ども、こいつはでけえチキンだぜ。
『フロッガー』の画面は道路と川の二つに分割されていたけれど、この『フリーウェイ』は画面が10車線からなる大きな高速道路で構成されている。
ゲームの目的は、2分16秒の制限時間内に出来る限り多く道路を横断することだ。
プレイヤーはチキンを上下に動かせるのみである。
このゲームは確かにシンプルだけれど、このゲームが『フロッガー』より優れていることの一つに、二人同時プレイで熱くなれることが挙げられる。
このゲームで遊ぶには、タイミングをうまくはからなければならない。
猛ダッシュする前に、数車線前の交通状況を把握しておく必要がある。
難易度Aだと、車にぶつかるとプレイヤーの操るチキンは画面の底に戻される。それによってゲームはより危険で楽しいものになる。
他のActivisionのタイトルと同様に、アニメーションはスムーズで、グラフィックはカラフルだ。
特定の車やトラックは急に速度を遅くしたり速めたりする。
車のクラクションやエンジン等のサウンド・エフェクトがフェイドインしたりフェイドアウトしたりする。
二人同時プレイモードは凄く楽しいけれど、一人プレイモードはプレイヤーの心をわしづかみするほどではない。
全体的に見て、『フリーウェイ』は『フロッガー』には及ばないものの、このゲームは確実にAtari 2600用ソフトのコレクションに加える価値があるといえる。