2008年10月10日金曜日

Space Shuttle (1982) (Atari 2600)



Space Shuttle Simulator Atari 2600
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Activision (1982)
評価 C+
 
この注目に値するカートリッジは多くのAtari 2600のタイトルと比べてとてもユニークである。
このソフトはリアリステッィクなスペースシャトル・ミッションのシミュレーターを製作しようと試みたものだ。
ジョイスティックによる通常の操作に加え、『スペースシャトル』は第一/第二エンジン、積み荷、ドア、そして着陸装置といったものをコントロールするために、ゲーム機本体についているすべてのボタンを使うようになっている。
マニュアルは分厚く、30ページの小冊子には(ゲームを進める)手順、図解、そしてチャートが含まれている。
また、クイック・リファレンス・シートもあり、そしてゲーム機本体に被せるテンプレートさえあるのだ!
画面には計器パネルとフロントガラスの外の光景が表示される。
伝えられるところによると、アクティビジョンはこのソフトを可能な限り現実的なものにするために、NASAの協力を得ながら製作したそうだ。
あなたはこのようなリアリスティックなゲームでは、とても退屈な事柄にでも複雑な操作を要求されるのではないかと予測したかもしれない。その予測は正しい。
しかしながら、私はそのような事柄に挑戦したのちに、『スペースシャトル』に対して疑う余地のない正しい認識を得た。
私はミッションをうまく達成するための十分な根気を持っていなかったけれど、もし誰かがミッションを達成するために十分な時間を費やしたならば、その人たちは実際に何らかの楽しさをその中から引き出すことができたのではないかと私は思う。操作方法を習得するだけでもある程度の満足感が得られるはずだ。
『スペースシャトル』は短時間でサクッとゲームを楽しみたい人には魅力がないけれど、細部にたいする配慮と質は称賛に値する。