これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
発売元 Data Age (1982)
評価 D-
『Bermuda Triangle』(バミューダ・トライアングル)は最初は『Seaquest (Activision, 1983)』と同じ様な面白いシューティングゲームのように見える。私がAtari 2600のゲームで見た中で最も良い外観の潜水艦を含め、グラフィックはカラフルだ。
ゲームの目的は海底にある遺物を回収して、それらを海面でパトロールしている調査船まで運ぶことだ。
画面がスクロールするなか、プレイヤーは機雷、UFO、イカ、サメ、そして敵の船を避けていく必要がある。プレイヤーの潜水艦は素早く動き、連射することも出来るけれど、このような素早いアクションが可能なのにも関わらず、『Bermuda Triangle』は面白みを欠いている。
一例を挙げると、このゲームは全体的に簡単すぎる。プレイヤーの潜水艦が大抵の障害物に衝突した時には、それらの障害物はただプレイヤーの潜水艦を少し揺れ動かすのみだ。本当に危険なのはレーザービームで、それはランダムに現われ、そして避ける事は不可能だ。
なぜこんな不公正な装置が存在するのかは、実際のバミューダ・トライアングルと同じく、謎である。
それらの装置は、作為的にゲームを難しくするという目的以外の理由で設置されたようには見えない。
私は他にも少し不満がある。
アイテムを海面に運んだ際にはプレイヤーは600点を得られるはずなのに、600点が加算されたことはすぐには画面に現われない。このことには当惑させられる。
私はまたアイテムを海面に輸送しているあいだに障害物に当たってしまうと、得点を失ってしまうということにうんざりさせられる。
結局のところ、『Bermuda Triangle』は見た目ほどには楽しくプレイすることができない。