2008年10月28日火曜日

Cross Force (1982) (Atari 2600)



これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Spectravision (1982)
評価 B-
 
スペクトラヴィジョンのゲームは大抵あまり出来が良くないけれど、『クロスフォース』は例外だ。
このゲームは、プレイヤーが画面の上と下にある二つの“スペクトロン”を動かすという、物凄く型破りなシューティングゲームである。ファイアー・ボタンを押すことで上下にあるスペクトロンから同時にレーザービームを発射させ、二つのスペクトロンのあいだにある何かを撃破する(おそらく、それがこのゲーム名の由来だろう)。
破壊不可能な“輸送船”が画面の中央に定期的に敵のエイリアンを落としてきて、そしてそれらの敵にビームが命中した時には、彼らは二つに分割する傾向がある。
敵のエイリアンはプレイヤーが操る上下両方のスペクトロンに狙いを定めてくるので、油断は禁物である。
ゲームを進めていくと、押し寄せてくる敵が多くなってきて、画面はより込み入ってくるようになる。
そんな状況の中で、二つや三つのエイリアンを一発で撃破するのはとても気持ちがいい。
グラフィックはちょっと粗雑だけれど、最低限の仕事は成されている。
『クロスフォース』は驚くほど新鮮なシューティングゲームであり、そのためにプレイヤーはゲームをやめる前に何度もリセットスイッチを押すことになるだろう。