2008年6月24日火曜日
Realsports Tennis (1983) (Atari 2600)
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
http://www.videogamecritic.net/2600rr.htm#Realsports_Tennis
発売元 Atari (1983)
評価 D+
このゲームはActivisionのTennis(1981)よりも派手で、いろんな機能を備えているかもしれないけど、それでもRealports Tennisはそんなに良い出来だとはいえない。
操作できることが制限されているのに加えて、ボレーが何度も何度も続くので、戦術は対戦相手が大きなミスをするまでボールを打ち続けるだけだ。
このゲームの第一印象は良い。新たにゲームはじめる際に、プレイヤーは名前をスコアボードに記入することを求められる。
私の友人は2011年現在でもいまだにこの仕様をすごく面白がっているように見える。
コート上の選手には複数の色が配色されていて、ひとりは赤い服を着ていて、もうひとりはブルーの服を着ている。
Realsports TennisはActivisionのTennisよりもインタラクティヴだ。
プレイヤーはスイングするためにボタンを押す必要があるし(少なくとも難易度Aでは)、スイングしながらネットに近づいたり遠のいたりすることで、強いショットやロブ(山なりのゆるい球)を放つことが可能だ。
こうやって書いてみるとそれは素晴らしいことのように思えるかもしれないけど、システムには問題がある。
強いショットは鋭い角度に放つことできないし、ロブは普通のショットよりも弾道が低いのだ!
これでは強いショットやロブを打っても意味がないのではないか?
コートを斜めに裂いていくような効果的なショットを打つことは不可能だし、ActivisionのTennisのように、選手の動きが素早いので相手が打つどんなボレーにも追いつくことが出来てしまう。
私はこのゲームのカラフルなグラフィックとペースの速さは評価するけれど、ひどい操作性と低い難易度がこのゲームの面白い要素を減らしてしまっている。