2008年9月22日月曜日
Tennis (1981) (Atari 2600)
Tennis Atari 2600 Classic Game Commercial
http://jp.youtube.com/watch?v=z5xLpUktdHw
Activision Classics - Tennis (Fast Speed)
http://jp.youtube.com/watch?v=67euEneWzYw
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
http://www.videogamecritic.net/2600tt.htm#Tennis
発売元 Activision (1981)
評価 D
はじめてAtari 2600用に製作されたリアルなテニスゲームとして(Pongはテニスゲームと見なさない事にする)、ActivisionのTennisは当時ひろく人気を博していた。
このゲームのグラフィックは地味だけれどくっきりとしていて、選手の動きは滑らかで優雅だ。
ゲーム内容はものすごくシンプルだ。
選手がボールに近づくと、選手は自動的にラケットをスイングするし、ボールがラインの外に出てしまう事は決してない。それなので、プレイヤーはポジショニングに集中してさえいればよい。
しばらくは楽しめるけれど、結局はアクションが単調なものになってしまう ― 特に両プレイヤーが上級者だった場合に。
ボールのスピードの強弱をつけることが出来なくて、さらに相手選手にとって厳しい角度にボールを打つことは不可能なので、結果的に両選手はボレーをし続けることになってしまう。
ラケットの先端でボールを打つと、より広いアングルにボールを打つことが可能になるけれど、この方法は利点よりもリスクの方が高い。
ゲームが単調にならないようにプレイヤーが必死になっても、それが裏目にでてしまう。ネット近くでプレイしてもまったく利点がない。
友人と対戦するのは楽しいけど、CPU相手にプレイするのはとてつもなく退屈だ。
時々、CPUはボールを2回バウンドさせてしまってポイントを失うことがあるが、これは単にゲームオーバーにしてゲームを終わらせたいためだろう。
実際の試合のようにジュースやアドバンテージ・インをゲーム中に再現したことは、1981年当時ではすごい事だった。
当時としては、このゲームはまあまあ良く出来たゲームだったけれど、月日がたつとともにみすぼらしいものとなってしまい、今プレイしても眠気を誘われるだけだ。