これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
発売元 Fox (1983)
評価 B-
『バンクヘイスト』(Bank Heist (訳)銀行強盗)は一般的な(よくあるタイプの)迷路ゲームだけれど、このゲームは実のところかなり面白く、興味深い。
一例を挙げると、このゲームは1930年代のギャングがどんな感じだったかを正確に描いている。キミ、当時は事物が本当にデコボコしていたのだよ。
プレイヤーは迷路の中で年代物の自動車を乗り回しながら、白い柱がシンボルとなっている建物の上を走って行くことによって、銀行強盗を成し遂げていく。
三台のパトカーが凄い勢いでプレイヤーの操る車を追ってくるけれど、プレイヤーの車の後ろにダイナマイトを落とすことによって、パトカーを撃破することが出来る。
ダイナマイトは爆発するまで一秒か二秒かかるので、タイミングに注意することが必要となる。
プレイヤーが警官たちを退治していきながらゲームを進めていくと、新しい銀行が現われる。
九つの銀行を強奪した後には、迷路を脱出することと車の燃料を補給することが可能となる。
ホイールが回転するきちんとした古風な車以外には、グラフィックの出来ばえはそんなに良くはない。『バンクヘイスト』は典型的な迷路ゲームよりも複雑に入り組んでいて良く出来ている。そのために、ゲームに慣れるまでに少々時間がかかる。
だが、一度慣れてしまえば、プレイヤーはかなりの満足感を得られるはずだ。特に、最後の方のステージでは、アクションが速く、そして凄まじくなっていくのでお腹いっぱいになるに違いない。