Classic Game Room HD - TUNNEL RUNNER for Atari 2600 review
Atari 2600 - Tunnel Runner Commercial
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
発売元 CBS (1983)
評価 D
技術的には目覚しいものがあるものの、『トンネルランナー』の単純極まりないゲーム内容は多くのゲーマーの心をつかむ事は出来ないだろう。
意匠をこらした3Dエフェクトに頼った古いゲームは年を経るにしたがって古臭く見えていってしまう傾向にある。
一人称視点の『パックマン』の様に、『トンネルランナー』の目的はうろうろしている牙の付いた頭のバケモノを避けて行きながら迷路を脱出することにある。
動作はスムーズで、3D空間を歩いているという錯覚を確かなものにしている。そして通路を驚くほど素早く簡単に進んでいくことが出来る。
頭のバケモノは見事なほどに大きく、きちんと拡大縮小する。彼らが近づいてくると、サウンドがそのことをプレイヤーに知らせてくれる。そしてそのサウンドはこのゲームに少しサスペンスの要素を加えている。
残念ながら、定期的に(ボタンを押し続けることによって)プレイヤーの現在位置をマップ画面で確認する作業が、すごく退屈な作業になってしまっている。
はじめの方の四つのステージは簡単だけれど、一度プレイヤーが“見えない”迷路まで辿り着くと、難易度は急激に上がる。
『トンネルランナー』は、1983年当時では、完全な目新しさで人目をごまかせたかもしれないけれど、今にして思えば、このゲームの浅いゲーム内容は完全に面白みを欠いている。