このゲームは様々な機種に移植された(機種別のスクリーンショット)。
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
発売元 Sega (1984)
評価 B+
面白みのないタイトル名にも関わらず、このゲーム(のアーケード版)はかつての私のお気に入りのアーケードゲームの一つであった。
このゲームの目的は“バギー”(これはフォルクスワーゲン・バグに似ている)を操作していくつかの1車線道路やジグザグの道を行き来して、ジャンプして他の車を避けるか、他の車の上へ覆いかぶさるかしながら、旗を集めていくことだ。
私はこのAtari 2600のカートリッジを通して、私が若き日に体験したスリルを再び体験するのを楽しみにしていた。
このゲームを本体に差込み、本体のスイッチをオンにして、私がそれまで見てきた中で最もひどいグラフィックのいくつかを見たときの私の狼狽を想像してみてほしい。
デコボコしていてギザギザのある道路はまるで階段のようだし、車の数々は画素化された変な塊だ!
これは私が見たことのあるAtari 2600用のゲームの中で、見た目が最悪のゲームのうちのひとつだ。
はじめに受けた衝撃の後、私はこのゲームに慣れてきた。
操作性は悪くない。プレイヤーは簡単に車の速度を変える事が出来る。そして私はすぐに、ジャンプは敵の車を押しつぶすためだけに使用するのではなく、ある道路から次の道路へと跳んでいくために使用することも出来るのだということを思い出した。
プレイヤーが全ての旗を集めると、全く異なったコースへと進むことが出来る。
道路はみすぼらしく描かれているけれど、カラースキームによって橋や丘がどこにあるのか憶えて行くことになる。
ゲームはすごく難しいがやりがいがあり、紛れもなく面白い。このゲームを遊びはじめたら、私は実際にこのゲームをやめることが出来なくなってしまった。
BGMにはイライラさせられるけれど、少なくともオリジナルゲームには忠実だ。
結局のところ、私は『アップンダウン』が好きだ。もしあなたがこのグラフィックに耐えられるのならば、良い時間を過ごせるだろう。