Classic Game Room HD - COSMIC ARK for Atari 2600 review
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
発売元 Imagic (1982)
評価 C-
『コズミックアーク』は据え置き型ゲーム機で発売された初めての続編だと言われている。
あなたがもしイマジックの『アトランティス』をプレイしたことがあるのならば、毎回ゲームが終わる度に、如何にして空飛ぶ円盤が破滅した都市から逃げて行ったか憶えているかもしれない。
『コズミックアーク』は『アトランティス』が終わったところからはじまり、『アトランティス』の生き残りによって続いて繰り広げられるスペースアドベンチャーを年代順に展開したものだ。
このゲームは二つの画面を交互に行き来する。
はじめに、プレイヤーの母船は画面の中央に位置づけられ、そしてプレイヤーはジョイスティックを上、下、左、右に傾けることによって、四方から近づいて来る隕石を撃っていく。
子供の頃、この画面が凄く野暮ったいものに見えたことを憶えている。常に隕石が完全に90度の角度から近づいて来るだけでなく、隕石はプレイヤーの宇宙船に当たる直前にスローダウンするのだ(明らかにゲームを簡単にするために)。
約12個もの隕石を撃った後に、プレイヤーの宇宙船は、地表に沿って慌ただしく駆けている二匹の小さな“小動物”のいる異星人の惑星に向けて下降していく。
各惑星ごとに異なった一組の生き物がおり、そして小さなサイズにもかかわらず、彼らはことのほか良く描かれており、デザインは想像力に富んでいる。
画面の上部にあるプレイヤーの母船から小さな円盤(そうだ、これは『アトランティス』に登場したやつだ)が、それらの奇妙な生き物を拾い上げるために出撃する。
拉致を行うために、プレイヤーは一匹を捕獲するたびにその一匹の生き物の上で空中停止して、それから“トラクター・ビーム”を発射してその生き物を完全に拾い上げるまでジョイステックのファイアーボタンを押し続ける。
彼らが地表から上昇していく様子はクールに見えるけど、レーザーが画面を水平に横切っていくので、そちらに注意の目を向けなければならない。
小さな円盤を母船に戻す前にプレイヤーはミッションを達成する必要があるが、そこには制限時間が設けられている。
『コズミックアーク』の欠点は難易度にむらがあることだ。スタンダード・モードだと簡単すぎてしまい、プレイヤーはほぼ永久にゲームをプレイできてしまう。それに対して、上級者モードだと、ほとんどプレイができないほど難しくなる。迫り来る隕石を防ぐには猫並みの反射神経が必要となり、そして惑星の地表の上を横切るレーザービームを避けるためにはただ運に頼るしかなくなる。
ゲームが終わりを迎えた時のその終わり方は私を楽しませた。空飛ぶ円盤は再び逃げていくのだ。念のためシリーズ第三弾を作る必要があった(しかし作られなかった)。