これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
発売元 Spectravideo (1983)
評価 D-
『プラネット・パトロール』には典型的な横スクロール・シューティングよりもっと良いゲームにしようという意欲があらわれているけれど、プログラマーは力を出し切れなかったようだ。
画面の左側から大きいミサイルと小さいミサイルが迫ってくる。プレイヤーの操る戦闘機は大きいミサイルを撃破することはできるけれど、小さいミサイルは自機に当たらないように避けていかなければならない。
しばらく経ってから、プレイヤーは“動けなくなったパイロット”に近づいていく。そのパイロットの飛行機とドッキングするとボーナスポイントを獲得することができる。
その後、三つの大きな緑色の建造物からなる敵の基地が出現する。プレイヤーはその三つの建造物を破壊しなければならない。
最後に瓦礫の迷路のなかを脱出口まで飛行していく。
次のステージに移る前に、着陸して燃料を補給することが可能となっている。
このゲームには“夜のステージ”も用意されていて、そこではプレイヤーが弾を発射した時だけ敵が見えるようになる。
これらの全ては、Atari 2600のゲームとしては凄く野心的な試みに聞こえるけれど、粗雑なグラフィックやひどい当たり判定、そしてギクシャクした動きのアニメーションのせいで『プラネット・パトロール』はワゴンセールに陳列されるタイトルになってしまった。
画面を文字通り飛んで横切る燃料補給用トラックは、哀れに見える。
ゲームの中心を構成するしっかりとした部分がないために、洗練されたゲーム内容が台無しになってしまっている。