2009年6月9日火曜日

Smurf: Rescue in Gargamel's Castle (1982) (Atari 2600)


動画 - CLASSIC GAMES REVISITED - Smurf (Atari 2600) Review
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Coleco (1982)
評価 B
 
コレコビジョン版の『Smurf: Rescue in Gargamel's Castle』のグラフィックは素晴らしものだった。
このアタリ2600版はかなりデコボコしているにも関わらず、画面を横に移動していく良く出来た娯楽作品をプレイヤーに提供している。
プレイヤーに与えられた使命は“右の方にある、遠い遠い所”に捕えられているスマーフェットを救出することだ。
読者の皆さんは実人生がビデオゲームのようであったらなぁ、と切望したことはありませんか?
“ここから一番近いスタバを捜してるって? 右の方向をまっすぐ行くんだ! ああ、そうだ、もしコウモリに遭遇したら、かわせ!”
プレイヤーは、良く調和のとれた曲が背景で流れているなか、勇敢なスマーフを操作して連続した画面の数々を通り抜けていく。
このゲームには、フェンスや飛んでくるタカを跳び越えなければいけない画面や、川とヘビを跳び越えなければいけない画面、そして巣からぶら下がっているクモをうまく回避する必要のある暗い洞窟が用意されている。
洞窟のなかでのエコーを再現するために曲が変わるところは、私のお気に入りである。
最後に、Gargamelの城の中にあるいくつかの家具の上を跳んでいくと、スマーフェットと再開を果たすことが出来る。
疲れたスマーフが画素で構成された彼女の姿を見つめると、彼はかなり本気でスマーフを行う(*注)準備にとりかかるだろう。
私はこのゲームで描かれている変化に富んだ景色を楽しんだ。
確かに、それらの景色はひどくデコボコしている。でも、そこでは一画面の中に驚くほど多くの様々な色が使われている。
操作には慣れが必要だ。普通のジャンプ(ジョイスティックを上に傾けると始動する)はかなり役に立たないけれど、続く二回目のジャンプによってスマーフを大きく跳ばすことができる。
あらゆるオブジェクトに触れないように気をつけよう。なぜなら、ただイスを擦っただけでも致命傷になってしまうからだ。
このゲームには4つの難易度が用意されている。私は3番目の難易度が気に入っている。なぜかというと、たった一度スマーフェットを救出するのにもかなりの努力が必要とされるからだ。
スマーフはアタリ2600では派手に見えないかもしれないけれど、面白さという点では申し分がない。
 
 
(*訳者注)原作である漫画『スマーフ』ではこのような奇妙な表現(スマーフ語)がしばしば使用されるらしい。
(以下、ウィキペディアより)「スマーフ語の特徴は、単語「スマーフ」の多用とその意味の様々な派生にある。日常会話においては、会話がほとんど理解不能になるまでに、名詞や動詞が「スマーフ」に置換される。」