2009年6月24日水曜日

Strategy X (1981) (Atari 2600)



(おそらく)アーケードからの移植作。
 
動画 - Strategy X for the Atari 2600
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Konami (1981)
評価 C-
 
『ストラテジーX』はひどく醜悪なゲームだけれど、(次々と迫り来る)非常に厳しい難関の数々がプレイヤーの興味を引き続ける。
プレイヤーは戦車を操作して、上方へ移動して行き、画面を垂直にスクロールさせて、自機の燃料を維持しながら敵の砲台を撃破していく。画面のあちこちに緑色の“沼”があり、その沼のせいで自機はスローダウンさせられて、なおかつ予備の燃料をも消費させられてしまう。
自機の戦車のキャタピラが動くところ以外には、あまり目を引くものはない。
自機をスピードアップさせたり、スローダウンさせたり、横へ移動させたりすることはできるけれど、斜めに移動することはできない。そしてそのことが、アニメーションをギクシャクしたものにさせてしまっている。
敵の砲台は粗雑に見えるものの、少なくとも砲台が爆発するする様子は良く描かれている。
敵が発射してくる弾はすばやく動くため、避けるのが難しい。
燃料タワーで自機の燃料を補給することが可能となってはいるが、それらは砲台から発射される弾で簡単に壊れてしまう。
ステージの最後にある凱旋門を通り抜けると、第二ステージに進んでいく。
第二ステージではジグザグに飛行しながら弾を撃ってくる飛行隊が登場する。そしてこれが、第一ステージよりもいっそう悪く見える。
全体としては、『ストラテジーX』の質は低いのだけれど、このゲームには何度もプレイしたくなるような、何かしら中毒的な要素がある。