2012年3月13日火曜日

Pitfall II: Lost Caverns (1984) (Atari 2600)



 
このゲームはさまざまな機種に移植されている(機種別のスクリーンショット)。
 
動画 ― Classic Game Room HD - PITFALL 2 for Atari 2600
http://www.youtube.com/watch?v=zED0SU0cImo
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
http://videogamecritic.com/2600pq.htm?e=50622#rev314
 
発売元 Activision (1984)
評価 A-
 
この良く作りこまれた続編は、クラシック・ゲーマーが切望する“発見することのスリル”を提供しつつ、『ピットフォール』のコンセプトを拡張するといういい仕事をした。
『ピットフォール2』でまず驚かされるのがゲーム中に流れ続ける、活き活きしていて、よく調和のとれたBGMだ。
ありがたいことに、曲は物凄く耳に心地いい。
さもなければ、プレイヤーは窓の外にテレビを放り投げたいという衝動に駆り立てられていたかもしれない。
このような高音質のBGMをAtari 2600で流すことを可能にしたのは、明らかにカートリッジに特殊なチップを装備させたためだ。
前作と異なり、今作ではピットフォール・ハリーは地球の奥深くまで入り込む。
グラフィックには多層構造の大洞窟や海底の川、さらに滝まで描かれていて、ヴィジュアルは豊かである。
ゲームの規模が物凄く拡大されたように感じられるけれど、一作目と同じような見た目と感覚ははっきりと保持されている。
プレイヤーはコウモリやコンドル、電気ウナギ、毒ガエル、そして前作でお馴染みの白いサソリに出くわすことになる。
『ピットフォール2』には時間制限がないし、「ライフ」の概念がない。
定期的にチェックポイントがあり、ミスをするとスコアを減らされながら主人公はチェックポイントまで戻される。
もし一作目が全体として水平的に展開していくゲームだとするならば、今作はとてもとても垂直的にゲームが展開していく。例えば、プレイヤーは熱気球で一番上の岩礁までいくことさえできる。
私が『ピットフォール2』に関して持っている唯一の不満は、主人公のハリーがしゃがむことが出来ないことだ。低く飛んでくるコウモリや鳥はコンスタントにプレイヤーにとって危険となるのだが、コウモリや鳥の翼にふれずに下を通っていくには完璧なタイミング(と運)が必要となる。ある地点では飛んでくる敵を12回連続でかわす必要にせまられるのだが、これにはイライラさせられる。
かといって、主人公がしゃがむ能力をもっていたならば、このゲームの難易度はすごく低いものになってしまっただろう。
実は、『ピットフォール2』が中毒的で満足のいくものだったので、同じような方向性で『ピットフォール3』が開発されないものかと願っていた。
開発者のDavid Craneは明らかにこのゲームで全力を尽くした。結果として、このエキサイティングな冒険ゲームはAtari 2600のシステムの限界まで使い切った。