2010年7月29日木曜日

Warlords (1981) (Atari 2600)



アーケードからの移植作。
 
動画 ― Classic Game Room HD - WARLORDS for Atari 2600 review
 
これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Atari (1981)
評価 A
 
ひとつ言わせてもらおう:『Warlords』はこれまで開発されてきたゲームの中で最もよく出来た四人同時対戦ゲームであると。ピリオド。
見た感じではちょっとクソゲーのように見えるだって? オーケイ。その点は認めよう。1981年当時でさえ、このゲームのグラフィックに少しも魅力を感じなかった。
でもこのゲームはその欠点を補って余りある長所がたくさんある。
画面の四隅にはデコボコした壁があり、その中に奇妙な形をした“騎士”(想像力をたくましくするべし)がいる。
パドルコンローラーを使ってプレイヤーはシールドを要塞の周囲に動かし、飛んで来る火の玉から要塞を守る(シールドで火の玉をキャッチしたり、そらしたりすることが可能だ)。
火の玉がレンガの壁を破壊していき、穴が増えるにしたがってアクションはよりはりつめたものになっていく。
最後まで騎士を守りきったプレイヤーがそのラウンドで勝利を収め、そして最初に5ラウンド勝ちを得た者が勝者となる。
このゲームのダイナミクスは素晴らしい。新たな同盟が定期的に結ばれたり決裂したりする。
必然的に、プレイヤーたちは勝利を得そうな者に集団で攻撃するようになる。
ラウンドを通して、あなたの隣にいる将軍(warlord)は助けになる協力者(「一緒に戦おうぜ、ブルー!」)にもなれば、手ごわいライバル(「あの青い野郎をぶっ殺しちまえ!」)にもなり得る。罵詈雑言がいやがおうにも飛び交うことになる。
(守るべき騎士がやられて)プレイヤーがそのラウンドから除外された時でさえも、そのプレイヤーはまだゲームの結果に影響を及ぼすことが出来る。
“ゴースト”と化した(見えなくなった)プレイヤーのシールドを注意深く適切な位置に置くことで、まだ居残っているプレイヤーの要塞の方に火の玉をそらすことが可能なのだ。
たぶんこれはこのゲームのバグかもしれないけれど、これによってゲームに新たな楽しみ方を加えている。
実際、このバグ(もしこれがバグであるならば)は、ゲームに不確定要素と刺激を加味している。『Warlords』には23のゲーム・バリエーションが用意されている。だが、対戦相手のCPUがかなりバカなので相手にしてもつまらない。このゲームにはバリエーション1(四人対戦モード)さえあれば本当に十分だ。
このゲームは何度も真似されたけれど、このゲームの面白さを再現したものは現れなかった。この広く愛されてきたゲームはマルチプレイヤーゲームの王様だ。