2008年10月9日木曜日

Infiltrate (1983) (Atari 2600)



これより下の文章は以下のサイトの英文を訳したものです。
翻訳することに関しては、The Video Game Criticの管理者Dave氏から承諾を得ています。
 
発売元 Apollo (1983)
評価 C-
 
一部のゲーマーにはInfiltrateはAtari 2600のゲームの中でも“隠されたゲーム”(知る人ぞ知るゲーム)のうちの一つと信じられている。しかし、私はそんなふうには思っていない。
一見すると、この一般的なプラットフォーム・ゲームのレイアウトとデコボコしたグラフィックは、確かにAtari(のゲーム)の長年の愛好者からうめき声を引き出すことになるだろうと思われる。
プレイヤーは主人公の男をエレベーターを使用しながら台のあいだを行き来させつつ、“暗殺者たち”(足の付いた幽霊)を避けて行きながら“文書”(長方形)を集めていく。
初心者を不意打ちするひとつの要素として、それらの暗殺者たちは実際に主人公に向けて拳銃を発砲してくるのだ! あらら―私達、もうパックランドにいないみたいよ、トト!(*訳注)
幸運なことに、プレイヤーは敵の弾を撃ち返すことが出来る。
Infiltrateのアクションは速く、そしてほとんど多くのプラットフォームゲームよりも狂わんばかりに忙しい。
けれども、操作性はぎこちなく、そしてちらつく“暗殺者たち”は不規則に飛び回る。
それにも関わらず、Infiltrateの出来は見た目ほどには悪くない。
 
*訳注 映画『オズの魔法使い』の主人公ドロシーのセリフ:「トト、私たち、もうカンザスにはいないみたいよ」 (Toto, I've got a feeling we're not in Kansas anymore)のパロディ。